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【ねらい例】墨や飾り切りを使って掛け軸を作ろう

\お正月製作/掛け軸を作ろう 正月

みなさんこんにちは
『こっこ先生のあそびば』へようこそ!

1月の壁面飾りにおすすめ✨
「掛け軸」を作って遊びましょう♪

今回は4,5歳児向けの絵画・製作活動として、を使用したり、飾り切りに挑戦したりします。

正月の雰囲気が出るように、和風に仕上げてみましょう。

みなさんの保育にぜひ活用してみてくださいね!

遊びの「ねらいと内容」

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”senpai-speech.png” name=”先輩先生”]今回は墨や飾り切りに着目してねらいを書いてみましょう。[/speech_bubble]

ねらいと内容
◯干支にちなんだ掛け軸作りを通して、正月の雰囲気を味わう。
◯飾り切りで様々な模様ができる面白さを味わう。
◯墨で文字を書いたり、絵を描いたりすることを喜ぶ。
・和風の色合いの画用紙や千代紙を使うことで、正月の雰囲気を感じる。
・周りの飾りを自分で考えながら自由に作ることを楽しむ。
・友達の飾り付けの工夫を見て、認めたり取り入れたりする。
・飾り切りの仕方を知り、どんな模様ができるか楽しみにする。
・はさみの使い方を再確認し、正しい切り方で切ろうとする。
・墨の特性(落ちにくい、乾いたら滲みにくいなど)を知る。
・初めて墨を使うことを喜ぶ。
・今年の干支である「いのしし」をのびのびと書く。
・いのししの特徴を思い出しながら描く。
・絵の具で丁寧に色付けしようとする。

[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kokko.png” name=”こっこ先生”]今回はいろいろな実態の子どもに向けて、たくさん書いてみました。[/speech_bubble]
子どもの実態によって、どこにねらいをおくかが変わります。

みなさんのクラスに合った「ねらいと内容」を探してみてください。

また、ご自身でも考えてみてくださいね!

用意するもの

<基本的な道具>
◦ はさみ
◦ のり
◦ のりの手ふき
◦ 下敷き(新聞紙、牛乳パックの下敷き など)
<掛け軸の絵>
◦ 墨汁
◦ 絵の具
◦ 筆
◦ 画用紙(白)もしくは半紙
<掛け軸の台紙>
◦ 画用紙(濃い色がおすすめ)
◦ 装飾用(色紙、千代紙 など)

その他にもみなさんのアイディアで、アレンジをいろいろと加えてみてくださいね。

のりの手ふきのお話。

のりと使う時には必ずのりの手ふきも用意しましょう。

私はこんな感じで用意します⇩

みなさんはのりの手ふきはどのようなものを使っていますか?

私はいろいろ試しましたが、タオルハンカチが一番使いやすかったです。
もちろん、のりの手ふきなので、安いタオルハンカチでOK👌

タオルハンカチは水で濡らした後、子どもの手でもしっかりと絞れます◎
子どもが扱いやすいことを第一に考えて選ぶといいですね。

私は5歳児クラスであれば、子どもが自分で遊びの準備や片付けをするようにしています。3,4歳児はできるところから・・・。

手ふきは机に直に置くのではなく、下に受け皿を置くこと。
遊んだ後は、手ふきに付いたのりをしっかり洗い流してを乾かすこと。
受け皿もしっかり洗って乾かすこと。

ここまでを一つの活動(遊び)の中でするようにしています。

自分のことは自分でする、のはもちろんですが、みんなで使うものは次に使う人のことを考えてきれいにしておくことを学ぶいい機会になります。
こればかりは積み重ねが必要なので、みなさんも今からしてみてはいかがでしょうか?
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kokko.png” name=”こっこ先生”]ちなみに、子どもたちが洗った手ふきや受け皿は、洗い残しがないかチェックしてきれいにしておきましょう✨子どもが帰った後に、こっそりね。[/speech_bubble]

掛け軸を作ろう!


それではいよいよ掛け軸を作っていきましょう!

今回は、2種類の掛け軸を紹介します。

2つとも墨を使っていますが「文字を書く」活動と「絵を描く」活動を載せていますので、子どもたちの実態に合わせてよい方を参考にしてみてくださいね♪

墨を使って書初め&はさみで飾り切り!

🔻まずは墨汁と筆を使って文字を書きましょう。この場合下敷きは新聞紙がおすすめ

🔻名前も書けたらいいですね。

<墨を使う時の指導のポイント>

◦ 墨は手や服に着いたら取れにくいことを使える。
◦ 子どもが文字や絵をかくと、意外と太い線になりがち。
➔教材研究が必要。おすすめは細めの丸筆です。
◦ 事前の準備は念入りに。
➔スモックを着る・布巾や雑巾を用意する・とれやすい墨汁を選ぶ など

🔻この墨汁がおすすめです。
→服に着くのは避けたいけれどもしもの時のために、洗濯で落ちやすい墨汁を使うと安心です

🔻千代紙を正方形に切りそろえましょう。
➔この時、掛け軸の大きさに合わせるのがポイントです。大きすぎると、子どもの文字にかかってしまうことも・・・

🔻2回折りで四角形か三角形にします。

🔻はさみで自由に切込みを入れて・・・

🔻ゆっくり広げると・・・あら不思議

<飾り切り*はさみの使い方指導>

はさみをパチンパチンと一回切りのように使っている子どもはいませんか?
特に4,5歳児くらいになると、パチンと最後まで切らずに、連続で切る「連続切り」ができるといいですね!
ちなみに飾り切りは重ねた紙を切るので、一回切りをしている子どもが意外と苦戦します。(力が足りず切れない、紙がゆがんでしまう など)
飾り切りの指導のポイントは「はさみの奥で切ろう」です。
こう伝えることで、小さく4枚に重なった紙が切りやすくなりますよ。

🔻はさみの先を使うと切りにくい。

🔻はさみの奥で切ると切りやすい◎

🔻先ほどの飾り切りや他の飾りを自由に付けて、できあがり!

墨と絵の具を使って絵を描こう!

墨と絵の具!?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

実は墨をしっかり乾かすことで、絵の具で色付けしてもにじまないんです(*’ω’*)

これを知っていると、いろいろな絵画遊びに活かせるのでいいですよ♪
(たとえば、節分の鬼とか、子どもの日のこいのぼりとかに使えます💡)

🔻墨汁を使って描いた、いのししと絵の具を用意しましょう。
➔いのししの特徴を捉えて描くことやダイナミックに描くことをねらいとするなら、もっと大きなサイズの紙が適切でしょう。今回は掛け軸用なので、そこをねらいとするならば少し小さいと思います。
➔紙は画用紙でOK。半紙もにじみ具合に味が出ていいですね。ちなみにこっこ先生のいのししくんは、コピー用紙に書いてあります。問題はありませんでした◎

🔻墨汁が十分に乾いていれば、絵の具を塗っても大丈夫です

🔻全体的に色を塗りましょう。ちょっと足が長いような気がしますが、気のせいです(笑)

🔻できあがり
周りの飾りも子どもならではの工夫が見られるはずです。しっかり認めていきましょう。
➔上の部分を2穴パンチで穴をあけて、ひもを通すとより掛け軸っぽくなりますね!

1月の壁面飾りにもおすすめ「掛け軸」

絵や文字をかく白い紙のサイズや周りの飾りに使えるものをいろいろと用意しておくことで、子どもの個性が光る素敵な掛け軸ができると思います。

このように種類の違う2種類の掛け軸が飾ってあっても、違和感がありませんよ!

むしろ、全部同じような作品のほうが、違和感を感じてしまいますね(^_^;)
子どもたちの一人ひとりの表現を引き出し、受け止める保育を目指しましょう

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[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kokko.png” name=”こっこ先生”]今回も最後まで読んでいただきありがとうございました![/speech_bubble]

さよならあんころもち またきなこ🌟

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