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【絵画活動】コンテで栗をかこう!

折り紙遊び
コンテで栗をかこう

みなさんこんにちは
こっこ先生のあそびばへようこそ!

前回「折り紙で栗を折ろう!」の遊びを記事にしました。
今回はその折り紙の栗を使った「コンテ遊び」をご紹介します!
うまく遊びの展開へとつながていってみてくださいね!

こんな作品ができあがります✨

保育に必要な「ねらいと内容」そして「描き方」「指導のポイント」なども併せて載せていますので、ぜひ最後まで読んで皆さんの保育にいかしてみてください☆

ねらいと内容を考えよう!

[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kokko.png” name=”こっこ先生”]早速「ねらいと内容」か・・・はぁ。(気が重い)[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”senpai-speech.png” name=”先輩先生”]特に経験の少ない先生にとっては、なかなか書くのが難しい「ねらいと内容」。
今回もいくつか参考例を挙げさせてもらいますね![/speech_bubble]

「ねらいと内容」が自分の中で固まっていたら、その分保育内容が充実したり、ねらいを達成するための援助や働き掛けへと繋がっていきます。
つまり、質の高い教育・保育へとつながっていくのです!

子どもの実態と教師の願い

こっこ先生は
[speech_bubble type=”think” subtype=”R1″ icon=”kokko.png” name=”こっこ先生”]「この時期の子どもたちは・・・」[/speech_bubble]
と、想像しながら書いているので、ご了承ください。

※ここでは、幼稚園教諭・保育士・保育教諭・指導員などを総称して「教師」とさせていただいています。

<子どもの実態>
・先日栗拾いに行ったり、折り紙で栗を折ったりしたことから、より一層栗への親しみが湧いている。
・保育室に飾ってある栗のイガを見たり触ったりして楽しんでいる。
・折り紙で作った栗が気に入り、好きな遊び(自由遊び)の中でも折って楽しんでいる姿が見られる。

[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kokko.png” name=”こっこ先生”]ここから次の遊びへとつなげたい!
今回は絵画活動にもっていきたいな![/speech_bubble]

<教師の願い>
・子どもたちが親しみを持っている「栗」を絵画活動を通して、表現する楽しさを味わってほしい。
・「栗のイガ」の特性について気付いて欲しい。
・折り紙の栗を壁面(壁画)として飾っていたが、作品として残したい。
・画材「コンテ」を使ったことがないので、「コンテ」の面白さを知ってほしい。

ねらいと内容

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”senpai-speech.png” name=”先輩先生”]さあ、ここまで書けたら自分の思いも固まってきたんじゃないかしら?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kokko.png” name=”こっこ先生”]そうですね。保育はいろんなアプローチがありますけど、今回の活動の方向性が見えてきました![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”senpai-speech.png” name=”先輩先生”]では、言葉の取捨選択をし、整理して「ねらいと内容」に仕上げていきましょう![/speech_bubble]

ねらいと内容

〇秋の自然物である栗に親しみ、絵を描いて表現する喜びを味わう。
〇コンテの特性をいかしながら絵を描くことを楽しむ。

・栗のイガをじっくりと観察し、特性に気付く。
・栗のイガの特性を友達と話し合う。
・コンテの使い方を知る。
・コンテで、ぼかしや線、面で塗るなどの技法を使って描こうとする。

内容のかぶりがありますが、年齢差やクラスの子どもの実態による書き方の違いを提示してみました(‘ω’)ノ
よろしければ参考にどうぞ!

コンテ遊びって楽しいね!

いよいよコンテ遊びをしていきましょう!

ちなみに今回こっこ先生が使用したコンテは・・・

こちら⤵

ぺんてるの「パステル(ミニ)」です。

中身はこんな感じ⤵

12色セットです。
デッサン・クロッキー・コンテ画用と書かれています。

裏面です⤵

ネットでこの商品を購入したのですが、間違えて注文してしまっていたようです。

この商品は柔らかいパステルとかたいコンテの中間のもの(?)だそうです。
今回はこれでやってみましょう!

こちらが私が使いたかったコンテです

コンテ遊びの準備物は?

準備物はコチラ⤵

・コンテ(茶色系)
・画用紙(コンテの色が映える色で!)
折り紙の栗(1/4の折り紙で折ったものがオススメ!)
・ティッシュ(一人1枚or半枚でいいでしょう。大切に使うお勉強ですね)
・下敷き(ここでは使用していませんが、コンテは汚れやすいので新聞紙や広告紙などの簡単な下敷きがあるといいですね)

コンテで栗のイガを描いてみよう

いろいろな書き方があると思いますが、今回はこんな書き方です(*’ω’*)⤵✨

➀ぐるぐるぐるぐる・・・真ん中にしっかりと丸を書いていきます

➁指にティッシュを当てて、コンテを外へ外へと広げます

➂いろんな方向に広げたら・・・

➃次の色を重ねましょう。ぐるぐるぐるぐる・・・

➄それをまたティッシュで伸ばします。どうなるかな?

➅1~5を何回も繰り返して、色を重ねていきましょう

➆栗を中に入れたら、できあがり✨

とっても簡単で、コンテの「ぼかし」を楽しめる活動になっていますね!
この活動でしたら、3歳児~楽しめると思いますよ!

ちなみに折り紙の栗は両面テープが付きやすいと思います。

コンテの使い方いろいろ。

ただ・・・上の「内容」
・コンテで、ぼかしや線、面で塗るなどの技法を使って描こうとする。
という文章があります。
これは5歳児に向けた(4歳児でもいいかも)内容だったんです。

もう少しいろいろなコンテの使い方のご紹介です。

コンテはこんな線がかけます⤵

導入時、子どもの前に見せると「わぁっ✨」となりそうですよね!

これらをいかした作品がこれです⤵

さきほどのものにはなかった、栗のイガイガ感が出てます。
これは、「すっと力を抜く」方法で描きました。

また、栗の葉は縁取りを「線でかく」方法で。
そして中を「面でぬる」方法でかきました。

指導・声掛けのポイント

ここでは、指導や声掛けのポイントを挙げていきます!
これは、実際に自分で教材研究をすることで気付くものなので、
みなさんもぜひ、自分で作ってみてくださいね!
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kokko.png” name=”こっこ先生”]子どもたちが戸惑うだろうなぁ・・・
ここは子どもたちに気付いて欲しいなぁ・・・[/speech_bubble]
と、思ったところが指導のポイントになってくると思います。

こっこ先生ならこう指導する!

<注意!>
くれぐれも、「イガの部分はさっと力を抜く書き方で書こうね」「葉っぱの中はこの部分で塗りましょう」などと子どもに教え込まないこと!とっても難しいことですが、とっても大事なことです!
子どもの気付き、主体性を大切にしましょう。

指導・声掛けのポイント

ex.)栗の特性を知るために

『栗のイガを触ったり見たりして思ったことを子どもから引き出そう』

「栗のイガをよーく見てみよう
➔子「針みたいなのが、たくさんあった」「細いね」

「栗のイガを触ってみてどうだった?」
➔子「チクチクした」「ちょっと痛かった」

「栗のイガは、どんな風に生えている?」
➔子「真っすぐ」「中のところからビュッビュッと外に」

子どもたちの中からこのような言葉が出てくると、
「痛いくらいとがっているね」
「細い針のようなものがたくさんあるね」
「中から真っすぐ外にむかっているね」
と、キーワードをまとめます。
その後、

「じゃあ、どんなコンテの使い方をしたらいいかな?」
「イガイガのところはどんな書き方でしたらいいだろう?」
自分で考えてかいてみましょう」

こっこ先生が導入でするならこんな投げ掛けです。
学年によっては難しい場合がありますから、
提示や投げ掛けの仕方は先生方のクラスの実態に合わせてしてみてくださいね(*’ω’*)

その他の配慮事項

他にもあらかじめ教師側が配慮すべき事項がありますので、
記述しておきますね!

手に色が付くのを嫌がる子どもへ

意外と多いのが、「手に色が付くからいやだ」という子ども。

コンテは必ずと言っていいほど手に色が付きます。
でも、思う存分絵を描くことに集中して、手に付いた色を気にせず伸び伸びと表現してほしいですよね!

なのでクラス全体には、
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kokko.png” name=”こっこ先生”]「手に色が付いても、絵を描くのが終わったら、手を洗えばいいよ」
「コンテは粉でできているから、すぐに落ちるから大丈夫だよ」[/speech_bubble]
などと伝えておきましょう。

支援を要する子どもでこだわりのある子どもも手に色が付くことを嫌がる場合があります。
その場合は
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kokko.png” name=”こっこ先生”]「手に色が付くのがいやなんだね、じゃあ、付いてもすぐに手が拭けるように、お手拭きをここに置いておこうか」
「一度それでやってみよう。すぐに取れるからね」[/speech_bubble]
初めに一緒に、色の付いた手を拭いてみて、
「あっ✨きれいになった!」
と子どもが思えば大丈夫!

それでも嫌がる子どもには、
コンテにビニールテープやセロテープ等を巻いておくことで、そもそも手に色が付くことを避けておく、というのも一つの手立てでしょう。

コンテが小さくなったから捨てる子どもへ

これはクレパスやクーピー等にも言えることですね。

「もう小さくなったから捨てよう」
とか、
「あー折れちゃった。もう使えない!」
と、ごみ箱へぽーい!という子どもがいます。

確かにえんぴつは書きやすい長さというものがありますよね。
親指の付け根に当たらなくなった鉛筆は、もちろん書きづらいです。

ただ、コンテやクレパスといったものは
「たくさん描いて小さくなっても、折れて小さくなっても、まだまだ使えるよ
ということを知らせてあげましょう。

まず持ち方がえんぴつとは違います。
また、小さくなってもきれいない色はまだまだ出ます。

その辺りも導入時、または上記のような子どもがいたタイミングで、クラス全体へ働き掛けてもいいでしょう。

コンテ遊びに挑戦してみてね

このほかにも色々なコンテ遊びがあると思います。
こっこ先生が経験したコンテ遊びは、
「うさぎ」「雪」「たけのこ」等です。
どれもふわふわな表現をコンテでしました。

今回の「栗」はあえてのイガ
王道とは少し違うけれど、こんな楽しみ方もあるんです。

また画法によっては、コンテ止め液でコンテの粉落ちや色の混ざりを防ぐ必要があることも覚えておいてくださいね!

遊びの“たまご”は見つかりましたか?
ぜひ、みなさんと子どもたちで素敵な遊びを創っていってくださいね(‘ω’)ノ

それではみなさん、さようなら🐣




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