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【ねらいと声掛け例】0・1・2歳児とスタンプを楽しむクリスマスのブーツ作り

0.1.2歳児 クリスマス 製作 ブーツ クリスマス

みなさんこんにちは
「こっこ先生のあそびば」へようこそ!

0.1.2歳児向けのクリスマス製作のご紹介です。スタンプをしたり、紙を丸めたり、貼ったりして手を十分に使いながらクリスマスのブーツを作っていきましょう!

家庭でも楽しめるよう、身近な材料を使って作れるようにアレンジしています。

「クリスマスブーツを作ろう」ねらいと内容

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”kokko.png” name=”こっこ先生”]発達の個人差も大きい年齢なので、幅広く内容を捉えました。[/speech_bubble]

0,1,2歳児はクラスの中でも個人差が多く見られる年齢です。そのような場合はねらいと内容が立てにくいかもしれませんね。

保育者の願いを文章に

まずは「こんな姿を目指したい」「こんな遊びを引き出したい」という具体的な子どもの姿を思い浮かべてみましょう。

今回はクリスマスに関する製作活動ということもあり、活動の中で「クリスマスの雰囲気を感じてほしい」という思いと、製作の中で「手先を十分に動かすことを楽しんでほしい」という思いをねらいにしてみましたよ。

内容はできるだけ多くの視点を挙げてみました。ご自分のクラスの子どもの実態にあったものを参考にしてみてください。

ねらいと内容

〇クリスマスの楽しい雰囲気を感じる

〇手先を十分に動かして遊ぶ楽しさを感じる

・プレゼントが入るブーツ作りを通して、クリスマスを楽しみにする。

・カップをしっかりと掴み、スタンピングをする。

・身近なものでスタンピングすることを楽しむ。

・スタンプを重ねたり、並べたりするすることを楽しむ。

・フラワーペーパーを手のひらで丸めることを楽しむ。

・指先でしっかりとつまんで貼ろうとする。

など

0.1.2歳児が楽しめるクリスマスブーツの作り方

今回はこの2種類のブーツの作り方を紹介します。

0,1,2歳児クリスマスブーツ 作り方

中にプレゼントが入るように工夫していますよ。

保育者がしておくべき下準備を見極めよう

とくに低年齢児での製作活動は、子どもの発達や集中時間などを考慮して「子どもがなにを楽しむか、経験するか」を明確にしていきましょう。すると自ずと「保育者がしておくべき下準備」が見えてきます。

ブーツの準備

①半分に折った画用紙にブーツの型を書きます。ブーツの左側の画用紙が輪っかになってつながっています。

②切ります。

③真ん中の折り目から少し離して左右に折り目を付けます。

こちらが内側です。

このような形でブーツの元ができました。

中に入れるプレゼントの厚みによっては折り目を増やして蛇腹をつくっておくといいでしょう。

絵の具やスタンプの準備ポイント

家庭で遊ぶには(園でも?)少しハードルの高い絵の具。ですが、身近な材料を使って簡単に準備できちゃうんです。子どもたちも「不思議で楽しい!」と楽しめるはずです。

ここでは、絵の具やスタンプの下準備のポイントをお知らせします。

☆濃いめの絵の具がおすすめ

☆乳酸菌飲料やヨーグルトのカップ容器がスタンプに使える(他にはラップの芯やスポンジ、ブロックなどでも)

☆絵の具を入れておく容器も身近な材料でOK!小さめにしておくことで、絵の具が少量で足りますし、スタンプのカップも倒れにくくなります

☆絵の具がしっかりとカップ容器に付くよう、ティッシュペーパー(半分で十分です)を敷いています

絵の具が足りなくなったら、筆でササッと含ませるだけで補充ができます。

☆画用紙の下には食器棚のシートが使える!

少し厚みがあるので、硬い容器でもスタンプがしやすくなります。朱肉マットのような役割を果たします。

子どもと一緒に作ってみましょう

それでは子どもたちと一緒にクリスマスのブーツを作ってみましょう。

ここでは、作り方とともに保育者の声掛けの一例も載せています。

「カップをしっかりと持って…ぺったん!」

「わぁ!ぺったんしたら丸が付いたね!」「どんどんスタンプしていいよ」

「あ、こっちは赤い丸だね!」「大きな丸だね!」

「ブーツの外にはみ出ても大丈夫だよ」

「ティッシュで拭いたら・・・」

「ほらね、きれいになったよ!」

「ぺったんぺったん!たくさんできたね!」「赤い丸と緑の丸でいっぱいになったね!」

「半分に折ると・・・クリスマスのブーツになったよ!」

(保育者が両面テープを貼る)

「ふわふわでやわらかいフラワーペーパーを使うよ」(ティッシュや綿でも〇)

「(保育者がしているのを見せながら)手のひらでくるくるくる・・・ほら、まん丸になったよ!」

「ブーツの上にぺったんと貼るよ」「わぁ、くっついたね!」

「たくさん並べたね」

「持ち手を付けて・・・」

「お名前雪だるまを付けよう」「サンタさんが○○ちゃんのブーツだと分かるね」

「するとほら。クリスマスブーツのできあがり!」

「なにを入れようかな?」「クリスマスにはきっとサンタさんがプレゼントを入れてくれるよ!」

持ち手やお名前雪だるまは後から付けてももちろん良いですが、子どもたちの目の前で完成させることで、クリスマスを楽しみにする声掛けもできますし、子どもはブーツが完成した喜びを感じることもできますね。

工夫次第でアレンジいろいろ

子どもの実態や年齢に合わせて、使う材料や保育者がどこまで手を加えるかを調節してみましょう。ここでは、このブーツ作りの様々なアレンジアイディアをご紹介します。

ブーツの画用紙の色をクリスマスカラーの赤にしてみるとこんな感じです。ブーツの底を丸くカットするとコロンとした印象のブーツにもなりますよ。

少しのことで雰囲気が違って見えるので不思議です。教材研究でいろいろと試してみてくださいね。

スタンプの色もどの色合いが画用紙に映えるか試行錯誤してみましょう。ブーツの縁取りをカラフルにしてみてもいいですね。

切ったカラーチューブを貼るとこんな感じになります。子どもはどの色にしようか楽しんで選べますし、小さなパーツをつまむので自然と指先を使うことができます。

はさみが使える子どもたちであれば、自分で切ってもいいでしょう。はさみの一回切りの練習にもなりますね。

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折り紙を星形に切り取ったものを貼っても素敵です。のりを使う練習にもなりますね。

星形は七夕製作の時にも使えるので、クラフトパンチでたくさん手元に作っておくといざというときに便利です。

のりの使用が難しい子どもには星形のシールもいいですね。

さいごに

クリスマスが近づくと「あれも作らなきゃ!」「これも作らなきゃ!」と製作活動に追われて、気づけば保育者目線の保育になっていることがありませんか?

園で行なわれる一つ一つの遊びは子どもの育ちにつながっています。

忙しい中ではあると思いますが、保育者側がしっかりとねらいと見通しをもって子どもたちにかかわっていきたいものですね。

みなさんならではの、素敵なブーツ作りになりますように☆

それではみなさん
さよならあんころもち
またきなこ♪

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